【水槽業者が教える】大型水槽の掃除方法、時短のコツをわかりやすく解説!
大型水槽を購入したものの、いつも掃除に時間がかかる。
もっと早く終わらす方法は無いものなのか、試行錯誤しているアクアリストもいらっしゃると思います。
ここでいう大型水槽とは、市販サイズで一般販売されていない横幅が150センチ以上の水槽を指します。
一般的に150センチ以上の水槽を手に入れるには、特注で制作依頼をする流れとなっています。
とは言え、大型水槽の購入をはじめて検討する場合は、設置作業はプロへ依頼するにしても、その後の水槽メンテナンスを自分自身で上手に管理ができるのか不安だという方もいるはずです。
そんな皆様、安心してください。
大型水槽の掃除は、コツさえ知って実践すれば誰でも時間をかけずにプロが行うメンテナンスをすることができるようになります。
10メートル近い巨大水槽までメンテナンス経験を持った私が、ここでは大型水槽の掃除方法テクニックをご紹介いたします。
アクアリウムの導入選択肢は豊富にあり、お客様によって最適なプランが大きく分かれるものです
「あのプランにしておけば良かった」
水槽設置後に違約金がかかるから解約できない、実際にお客様からご相談をいただいた後悔の言葉です
ぜひ、後悔しないためにも、業界歴22年の社員がいる弊社へ、一度ご相談くださいませ
お客様へ寄り添い、長期的に安心して楽しめるサービスプランをご案内することをお約束いたします
LINE公式アカウント
はじめました
LINE公式アカウントを友だち
追加して簡単お問い合わせ!
大型水槽の日々の掃除・管理方法について
大型水槽を上手に掃除するにあたり、まずは実際に管理をしている経験から事前に知るべきポイントをご紹介します。
熱帯魚から海水魚、水族館サイズの巨大水槽における施工管理を22年行ってきました。
そこで得たノウハウ、経験を共有いたします。
みなさまの大型水槽の管理へ生かしていただけると嬉しいです。
大型水槽の掃除で気をつけるポイント
大型水槽を掃除する上で気をつけるべきポイントとして、マメなメンテナンスをしていくということです。
もし、水槽のメンテナンスを疎かにしコケまみれになってしまえば、水槽管理のプロでもピカピカにするのに半日以上と時間がかかるケースも出てきます。
慣れていれば良いですが、普段水槽の掃除をしない方が重い腰を上げてやるとなると、メンテナンス終了後は疲労困憊となってしまうこともあるでしょう。
みなさんが今想像している通り、大型水槽のメンテナンスは時間がかかりますので、マメなメンテナンスをすることで管理ハードルを下げていきましょう。
また、大型水槽は機材トラブルが起きた時に致命的な問題となるケースもありますので、メンテナンス終了後は機材の動作確認はもちろん、異音がないか、水は漏れていないか、耐圧バンドなどが緩んでいないかなどの確認をするようにしましょう。
大型水槽の掃除におすすめの掃除道具
大型水槽を掃除する上で、とくにこれはおすすめですよという水槽道具として、長いホースとポンプ、浄水器と脚立です。
じつは、水槽掃除道具に関しては、横幅8メートル前後の水槽までは一般的なコケ取り道具あれば十分です。
水槽の深さが70センチ以上ある場合は、持ち手の長いメンテナンス道具を用意したり制作する必要がありますので、その際はエンビ配管を購入し、その先にスポンジなどを巻き付けて清掃道具にすると良いです。
アクリル水槽の場合は傷がつきやすいという欠点があります。
正直、そんなコケ取り道具を使ってもガラス水槽より傷が付いてしまいます。
メラミンスポンジを使いコケ取り作業をしている水槽を例に出すと、7年程度経過しても思っているより傷は少なく大きく鑑賞に影響が出てはいません。
ただ、細かい傷は多くなるため、気になる場合は買い直すかコンパウンドの細かいもので研磨すると良いです。
大型水槽の水換え方法について
大型水槽の水換えは、直接水を排水&直接水を入れること、これができれば圧倒的に水槽掃除が楽になります。
砂や砂利などを綺麗に清掃する場合は、底床クリーナーを使い排水しながら清掃をするようにします。
ホースの先をバケツではなくそのまま排水溝とすることで、バケツリレーの手間をなくすことができます。
この作業をする上で重要なことは、浄水器を使用してカルキ抜きの手間をなくすこと、排水する際は砂利や砂などが流れてしまってもいいように、排水溝の手前に目の細かいネットなどを置きゴミの排水を止めることです。
浄水器の導入はハードルが高いように感じるかもしれませんが、説明書を見れば比較的簡単に設置できるものもありますし、もしどうしてもわからない場合は、大型水槽を設置するときに業者へ依頼し浄水器の設置までお願いすることをおすすめします。
最後に脚立ですが、大型水槽を掃除する場合は脚立があるだけではるかに掃除が楽になりますので、背伸びしながら無理やり掃除をするのではなく、脚立を使って余裕のある体制で水槽掃除をするようにしましょう。
大型水槽の設置前に準備しておくこと
大型水槽を設置する前に重要なことは、上記でもお伝えした給水、排水の確保です。
大型水槽ならではの、耐荷重や水平調整などの準備、水槽搬入動線の確保はもちろん大切です。
ただ、新築で家を建てて大型水槽の導入計画があるなら、その後の管理まで考えて設計します。
壁に水槽を埋め込む場合は、メンテナンスがしやすい点検開口設計をする、照明は天井から吊り下げるなどの工夫も、景観だけでなく管理方法を楽にするというメリットがあります。
建築会社や内装業者に水槽設置経験がなく良案が出てこない場合は、水槽業者へ相談をし理想の設置方法を提案してもらうことをおすすめします。
大型水槽の掃除をプロに頼む方法
大型水槽の設置からその後の管理まで、一括してプロへ相談するのも有効な手段です。
自分で色々考えて導入した結果、こんなはずじゃなかったと後悔される方をたくさん見てきました。
購入して設置してもらったは良いが、その後の管理がつまづき購入店へ相談するも「相談はのるが、直接訪問するアフターフォローまではしません」と言われてご相談を受けるケースも少なくありません。
水槽設置後、定期清掃または、困った時だけ来てもらうスポット水槽メンテナンスをご希望のお客様は、全国展開している水槽業者のアクアレンタリウムまでご相談くださいませ。
アクアレンタリウムでは、水槽掃除のプロとして年間7,000回以上の水槽設置&メンテナンス実績があります。
国内の水槽製作工場と提携しメーカー直接取引を実現できていることで、低コストで高品質なガラス水槽・アクリル水槽から水槽台をご案内することができます。
お気軽にご相談くださいませ。